金曜日は円、米ドルが買われる展開でしたね。VIXも20を超えて推移しており、リスクオフ相場になっているようです。テクニカルが効かない状況になりそうですので、ロットは抑えめにしたほうがよさそうですね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。ダブルボトムのような形になって上昇してきていますね。中間線を上抜けており、移動平均帯上限にトライしている状況。96.1を超えたら上向きに転換しそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55付近まで上昇しています。ウクライナ情勢緊迫でユーロ安になっており、EURUSDは売り目線の方が優勢に見えます。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。1.136~1.138に1時間足、4時間足、日足の中間線が密集しており、上値が重くなりそうです。ここで反落するようならショートを狙いたいところです。1.132にある4時間足移動平均帯下限を割るようならさらに下げそうです。

15分足は下向きです。1.137にサポレジ転換した水平線があり、1時間足、4時間足の中間線も重なっています。ここで戻り売りを狙いたいですね。1.132に4時間足移動平均帯下限があるので、短期なら1.132~1.133あたりが利確目標になりそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.31付近まで急上昇しています。ウクライナ情勢緊迫による急激な円買いに傾いており、この傾向は続きそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きですが、金曜日の下落で4時間足中間線を割り込んでおり下落しそうな状況です。1時間足と4時間足の中間線が115.5付近にあり、ここがレジスタンスになりそうです。1時間足移動平均帯下限は効いているものの、長い下ヒゲで一回抜けているので、次はサポートされずに下落するかもしれません。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.47付近で推移しています。GBPUSDは上下に激しく動いており、1時間足チャートではテクニカルは効きそうにありませんね。

15分足は下向きです。黄色い線で囲んだ三角持合いになっていましたが、割り込んでいるように見えます。赤いトレンドラインい沿って下落しているように見えますね。短期的にはここからさらに下げそうですな気がします。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.7まで上昇したあと、少し落ち着いて0.64付近で推移しています。米ドル買いの傾向が強く、AUDUSDはもう少し下げてきそうに見えます。戻り売り狙いがいいと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況ですが、どちらもほぼ横向きになっています。4時間足レベルの三角持合いを上抜けたと思ったら下に突き抜けてもみ合っています。横向きの4時間足移動平均帯下限にいるので、もしかするとレンジ狙いの方がいいかもしれません。

15分足は下向きです。4時間足の移動平均帯が横向きになっており、その中でレンジになっているように見えます。4時間足中間線が効いているように見えるので0.714まで戻ったら短期的なショートで入ってもいいかもしれませんね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > AUD > USD > EUR > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSDのショートを狙います。1.136~1.138に1時間足~日足の中間線が重なっており、売り圧がかかりそうに見えます。短期なら1.132~1.133で利確かなと思います。1.132を割るようならさらに下げそうなので、半分だけクローズしてもいいかもしれません。
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