金曜日に発表された米国の雇用統計が良く、急激に米ドルが買われました。今週は米ドル買いの流れになるのか注目ですね。それでは実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。安値の切り上げが発生し、高値も更新したように見えます。安値圏まで下がれば、米ドル買い方向にポジションを取りたいですね。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.59付近で推移しています。EURUSDはレンジ中です。金曜日の雇用統計で米ドルが買われたものの、レンジを下抜けできていない状況だと思います。もう少し様子を見たいですね。

4時間足、1時間足ともに下向きです(図は4時間足チャート)。現在はレンジになっていますね。上は日足の中間線、下は4時間足移動平均帯下限になっているようです。日足が下降トレンドなのでレンジ上限での売りの方が魅力的かなと思っています。

15分足も下向きです。米国雇用統計を受けての米ドル買いで15分足と1時間足の移動平均帯下限を突破しました。半値ほど戻した後で揉み合っています。上位足含めて下向きでそろったので売りの方がいいのかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33付近で推移しています。USDJPYは金曜日の米ドル買いで上昇しています。高値、安値の切り上げが発生しており、短期的には上昇トレンドが発生しています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69付近で推移しています。GBPUSDは押し安値を割って下降トレンドが始まったように見えますね。売りで入っていきたい状況だと思っています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です(図は4時間足チャート)。1.206の水平線を割って、4時間足移動平均帯下限で支えられて少し上昇しています。ここから高値を目指すのかは不透明ですね。

15分足は下向きです。1.211~1.214に4時間足、1時間足の中間線、15分足の移動平均帯上限があり、この辺りで上値が重くなるのかなと思っています。戻り売りを狙うならこの辺りがいいのかなと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55まで上昇しています。AUDUSDは安値を更新しており、下降トレンドが始まったように見えます。上位足も下降トレンド中なので売りを狙っていきたいです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です(図は4時間足チャート)。4時間足移動平均帯下限で下げ止まっているように見えますが、三角持合いを下抜けていると思いますので、ショートを狙うのが面白いかなと思います。

15分足は下向きです。金曜日の下落の半値ほど戻していますが、上昇の勢いが強いわけではなく、売りを狙いたい状況ですね。特に0.694~0.696あたりは売り圧力がかかりそうに見えますので、戻り売りを狙うならいいかもしれません。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > EUR > GBP > JPY > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。AUDUSDは0.694~0.696あたりが売り圧力がかかりそうです。GBPUSDは1.211~1.214あたりで上値が重くなりそう。この辺りで売りたいと思います。
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