昨日も豪ドル、米ドルが強い状況でした。VIXは20を上回っていますが、比較的落ち着いた相場環境だと思います。それでは実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。この1か月の間留まっていたレンジを上にブレイクしましたね。米ドルは買われやすい状況ですので、米ドルを買う方向にポジションを検討するのが良さそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.89付近まで上昇しています。EURUSDはきれいな下落トレンドが続いています。日足の方向性とも合致していますので売りやすい状況だと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。USDJPYは上昇トレンドが発生していますね。再び125円台を試す展開も見えてきました。買い優勢だと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.81まで上昇しています。GBPUSDは4時間足レベルの安値切り上げラインを割り込んだようで、下落しそうに見えます。

4時間足、1時間足とも下向きです。日足中間線の下で小さなダブルトップを形成して下落しました。4時間足の安値切り上げラインを割り込んだように見えます。直近安値で少し反発していますが、このまま下落しそうに見えます。

15分足も下向きです。1時間足移動平均帯上限で反落して一気に下げています。直近は15分足中間線が効いているように見えます。戻りを待つなら複数の線が集まっている1.309~1.311あたりが面白そうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.16付近で推移しています。AUDUSDは強い状況が続いています。昨晩の米国経済指標の影響か、直近は下落していますが、調整が終われば再び上昇しそうに見えます。ただし、米ドルも強い状況ですので、豪ドルをトレードするなら別の通貨との組み合わせの方が良さそうです。

日足は上向きです。0.755の水平線を上抜けて一気に上昇しましたが、米国経済指標の影響で長い上ヒゲになりました。今日は売り買い拮抗している様子。スイングだとここからロングは怖いので、下位足でトレードしたいところです。

4時間足、1時間足とも上向きです。水平線ブレイクで一気に上昇しましたが、米ドル買いで戻ってきています。0.755の水平線がレジサポ転換する可能性は十分にありますので、ここを背にロングしてもいいかもしれませんね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > USD > GBP > JPY > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。EURUSDは1.09、GBPUSDは1.309~1.311あたりを待ってショートしたいです。豪ドルが強い状況が続いていますが、米ドルも強いのでAUDUSDはあまり旨味がなさそう。円、ポンド、ユーロは弱い状況なので、豪ドルと組み合わせると面白いかもしれません。
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