昨日は米ドルが売られる展開でした。ドル円を除くドルストレートの日足は陽線になりました。VIXは24台で推移しており、落ち着いた状況です。今夜は米国の雇用統計があるので、それまではあまり動かないかもしれませんね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨日は米ドルが売られました。一昨日の上昇が全戻しになっています。今夜の米国雇用統計次第な部分はありますが、流れは米ドル売りですね。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25まで急落しています。EURUSDは上昇を再開しており、ショート勢が捕まってポジションを塩漬けにしているようです。雇用統計次第ですが、現状では買い優勢と考えています。

15分足は上向きです。少しずつ時間をかけて上昇しており、通常なら大きく下落しにくい形だと思いますが、今日は米国の重要な経済指標があるので、急落の可能性もありそう。金曜日ということもあり、いっそトレードしないという手もあるかなと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.24付近で推移しています。USDJPYは高値圏でもみ合っています。米ドルも円も弱い状況のため、トレンドが出にくい状況。雇用統計が強い結果であれば急上昇するかもしれません。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.63付近で推移しています。GBPUSDは米ドル売りを受けて上昇していますが、高値圏まではもう一息といった状況。EURUSDと比べるとあまり上昇していない印象です。

日足は下向きです。一昨日の下落で中間線を割り込んでおり、昨日は陽線になったものの、全戻しとはいきませんでした。ポンドもあまり強くない状況の様ですので、GBPUSDはまだトレードしなくてもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。一昨日の下落で1時間足が下向きに転じており、昨日の上昇でも再転換とはなりませんでした。やや売り優勢と考えています。雇用統計が強い結果なら大きく下げるかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.36付近で推移しています。AUDUSDは昨日の米ドル売りで高値を更新しており、元気がありますね。豪ドルは強いままなのでロングを狙いやすい通貨ペアだと思います。

15分足は上向きです。直近はほぼ値動きがない状況が続いています。高値圏でもみ合ってる状態なので、いずれは上昇再開と見ていますが、雇用統計次第かなと思います。雇用統計が良ければ、落ち着くのを待って押し目買いするのも面白いかもしれませんね。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > EUR > USD > GBP > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
全体的に雇用統計待ちになっていますね。狙いはAUDUSDのロングですが、雇用統計が悪かったらすぐにロング、良かったら下げ止まりを待ってロングかなと思います。雇用統計までは待ちがいいと思います。AUDJPYのロングもいいと思います。
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